2019年
那覇西クリニック手術症例数
沖縄県でも乳がんが増えてきました。2016年の集計では1年間で1024名の方が治療を受けています。
沖縄県の女性のがんの27.3%を乳がんが占めています。ますます早期発見が重要です。
病期別術後無再発率曲線 1996.6~2018.5 n=3942
病期 | 0 | 1 | 2 | 3 |
---|---|---|---|---|
5年目無再発率 | 97.8% | 95.3% | 83.6% | 56.1% |
10年目無再発率 | 97.0% | 90.8% | 77.7% | 43.8% |
15年目無再発率 | 97.0% | 90.8% | 75.5% | 38.8% |
病期0と病期1を合計したものが早期発見です。全体の60%が早期乳がんです。早期発見すると90%以上再発しないのです。早めに専門医の検査を受けてください。
病期別術後生存率曲線 1996.6~2018.5 n=3942
病期 | 0 | 1 | 2 | 3 |
---|---|---|---|---|
5年目生存率 | 100.0% | 99.1% | 94.1% | 77.8% |
10年目生存率 | 100.0% | 96.3% | 87.5% | 57.2% |
15年目生存率 | 100.0% | 94.1% | 82.1% | 44.9% |
サブタイプ別術後無再発率曲線 2011.4~2018.5 n=1674*
病期 | 非浸潤癌 | ルミナルA | ルミナルB | ルミナル HER2+ |
非ルミナル HER2+ |
トリプルネガティブ |
---|---|---|---|---|---|---|
5年目無再発率 | 98.0% | 97.7% | 84.1% | 85.1% | 88.6% | 78.2% |
乳癌には性格の異なる5つのサブタイプ(種類)があり、治療(ホルモン療法、抗がん剤治療、抗HER2療法)方法や再発しやすさが異なります。
* 免疫染色Ki67を行うようになった2011年4月以後の症例です。サブタイプは免疫染色によります。Ki67 20%未満をルミナルA、20%以上をルミナルBとしました。