皆様のお陰を持ちまして那覇西クリニックも開院15周年を迎える事ができました。開院当初からのスタッフに新しいスタッフも併せ総勢64名になりました。那覇西クリニック本院と那覇西クリニックまかびの分院を併せ沖縄の乳がん医療の最前線に立って頑張ってきました。開院以来2512名の乳がん治療をおこない、リンパ節転移のない方1410名の14年間再発しない率を90%にできました。これを見てもリンパ節転移のない間に早期発見することの大切さが分かります。
沖縄県の隅々まで乳がん検診が行なわれ多くの方が検診を受けて早期発見に努めて頂きたいと思います。那覇西クリニックは検診に出て行く事はできませんが、検診で指摘された方々の精密検査を多く引き受けられる様にまたマンモグラフィの診断を応援する様にスタッフ一同努力しております。
一方で医療というものは患者さんと医療者の相性が大切だと思います。患者さんと私たちスタッフが良好な関係を保てる様に日々の努力が大切になります。患者さんの声を聞く姿勢が必要です。しかし、人間というものはすべてに良好な関係を保つ事はできません。患者さんも他の先生方の声を聞いてその施設での治療を希望してもかまわないのです。これがセカンドオピニオンといわれるものです。どうぞ遠慮しないで申し出て頂きたいと思います。
今年から新しい16年目に向かいます。那覇西クリニックの進むべき道を次の様に考えています。沖縄から世界に向けて発信できる仕事をしたいと考えています。世界の乳がん診療、乳がん治療に少しでも貢献できる様に努力したいと考えています。沖縄から民間のクリニックから世界の乳がん学会で発表し、最先端の医療を沖縄に普及していきたいと思っています。そのためにはスタッフ一同更なる努力が必要でしょう。多くの力を借りながら、琉球大学や本土の大学、研究施設との共同での仕事ができなければなりません。
沖縄県では新薬の治験を普及させる基盤ができつつあります。乳がんの分野でも新しい治療薬がいち早く沖縄で使用できる様に現在基盤整備を進めています。沖縄県、沖縄県医師会、琉球大学や県内の多くの医療機関が一緒になり、沖縄に新しい風を吹かせようとしています。那覇西クリニックも大きな風を送る一員として頑張っていきます。
これからも相性の良い患者、スタッフの関係を保っていきたいと思っています。乳がんとはながいおつき合いですし、那覇西クリニックにこられる皆様ともながーいおつき合いをお願いします。
那覇西クリニック理事長 玉城 信光








